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2020/7/26 ウェブ飲み

今年になってからのトレンド入りしております、ウェブ飲みを大学の同級生と初めてやってみました。

zoomというアプリ(ウェブ会議で使われることが多いようです)でやってみたのですが、思っていた以上にストレスフリーでできることが分かりました。

こういう物を活用すれば、ウェブ診察もできそうな気がしますので、今後の応用に期待です。

ただ、初診で使うには画質が荒く、外観上での所見に信頼性がないので特に皮膚科や整形外科では活用しにくい印象を受けましたので、今後の技術革新を待つ必要があります。

慢性期疾患の定期処方にはもってこいのシステムかと思いますので、あとは処方薬が自宅に届くようなシステムを作れば出向く必要がなくなりますので、患者さんの利便性は格段に上がると思われます。

一方、飲み会ですが、メンツは救急医、小児科開業医、精神科医と僕でした。

開業についての話題も出たのですが、googleさんの口コミの書き込みで低い評価が入ると患者さん数が激減した、とのことでした。

みなさん、口コミを見てからクリニックを選んでおられるようです(特に小児科だと、若いお母さんたちがメインになるので、ITリテラシーが高いのが要因かなと感じました)

一般内科や整形外科などでは高齢者が多いので、そこまで如実には影響ないと思われますが、口コミが重要であることは間違いありません。

ですがリアルの口コミの多くは低評価になりがちで、良い口コミを書くとクリニックが流行って混雑するので、良い口コミはあまり書いてくれないのではないかという考察もあり、確かにそういう側面はあるなと感じました。

開業医さんレベルでは口コミ対策割とされているのでそこまで低評価になっていないのですが、大きな病院ですと対策をしていないせいか、軒並み低評価を受けていると言ってました(星の平均評価1.8とか)。

星1.8とか飲食店では廃業レベルの評価ですが、多くのケースでは医療以外での低評価が多いようです。

院長は良いのだけど、受付の態度が悪い、待ち時間が2時間もかかったなどの書き込みがあり、実際の星の数ではなく評価の中身もみることが必要かと感じました。

医療もサービスですので、トータルで見て気持ち良くサービスを受けれなければ低評価になるものだと肝に銘じておくべきですね。

開業前にそういうことを知っておくことができたのは収穫でした。

同級生に感謝、zoomに感謝です。

時代の変化に取り残されないよう、医学のみならず周辺分野にもアンテナを伸ばさないと生きていけなくなる時代になってきたようです。

良い医療をすること、患者さんの心もつかむことの両立を当たり前にできるように、スタッフと一緒にクリニック作りをしてまいりますので、良いアドバイスなどをよろしくお願いいたします。

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