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小児整形

小児整形というと整形外科領域では若干特殊な部類に入るかと思います。

有名どころで言うと、先天性股関節脱臼(今は発育性股関節形成不全といわれます)がありますが、これを知らない整形外科医はいないでしょう。

しかし、診察法や治療方針を自信をもって診療できる医師は少数派だと思います。

このような小児整形外科領域で最も有名な疾患でも、自信をもって診療できる医師は少ないことから、小児整形外科領域は整形外科医にとっては苦手な分野の1つです。

他にも見逃すと具合の悪い小児整形外科領域の疾患には、ペルテス病や大腿骨頭すべり症、化膿性関節炎などが挙げられますが、診察においてこれらの疾患を念頭においているかどうかで結果が変わってきます。

小児整形外科領域の診察において、見逃してはいけない疾患を念頭に置いて診察してくれる医師かどうかを見極める良い方法はないのが実情です。

実際に診察を受けてみて、「この医師なら信頼がおけるからたとえ誤診されたとしても文句はない」と思えるような医師に会えたならそれはそれで幸せなことかと思いますが、できれば受診前に信頼置ける医師に会える確率を上げることが望ましいと思います。

そのための方法は、受診前にホームページを確認して、どのような診療スタンスか、どのような疾患が得意かを含めて調べるべきだと思います。

小児整形外科の受診をするなら、せめて小児整形外科のページくらい作成しておられるクリニック・病院が良いと思います。

理想を言うなら、小児整形外科を専門にやっている医療機関でしょうが、遠方であったり、非常に混んでいたりして現実的ではないと思います。

ですので、現実的には見逃してはいけない小児整形外科疾患を念頭において診察してくれる医療機関を探すことが重要だと思います。

どこの医療機関も大差ないだろうと思われている方もいると思いますが、千差万別・ピンキリです。

自分と自分の大事な家族を守るためにも、受診する医療機関は充分に調べるべきだと思います。

特に、小児整形外科領域は見逃すと身体上の比較的大きな後遺症を負うことになります。

そして、後遺症とともに一生を過ごすことになります(高齢者や大人と違って抱え続ける時間が非常に長い)

一人でも不幸な人を減らしたいという思いをもって、このページを作成しました。

僕も小児整形外科に関しては、充分な自信はありませんが、見逃してはいけない疾患を常に念頭において診療をしてまいりますので、一度ご来院いただければと思います。

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