肘の痛み
肘関節周辺の痛み
原因として変形性肘関節症(重労働や外傷後などが原因)や上腕骨外側上顆炎(テニス肘)などがあります。
変形性肘関節症
病態が進んでしまうと、関節内のクリーニング手術(内視鏡)や人工関節が必要となることもあります。
必要に応じて適切な医療機関にご紹介させていただきます。
上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
肘の外側の痛みです。
ストレッチと鎮痛薬を使用しながら自然軽快するのを待ちますと半年程度で95%は改善します。
痛みの原因となっている箇所にステロイドの注射をすることは症状緩和に有益ですが、自然に治る可能性が高く、複数回のステロイド
の注射が肘の靭帯などに悪影響を及ぼしますので、患者さんのご要望を聞きながら治療を行います。
手術適応となる場合は、当院で手術を行うか、適切な病院へ紹介状を作成させていただきます。
上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)
肘の内側の痛みです。
テニス肘と同様、ストレッチと鎮痛薬で自然軽快を待ちます。
治療経過が芳しくない際にはステロイドの注射を考えますが、極力使用せずに治療にあたります。
離断性骨軟骨炎
野球肘とも言われます。スポーツ関係のページで詳細を記載します。