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腰痛革命

原因

腰痛の原因がわからないものが25%程度あります。

整形外科的な原因ではなく、内科的な病気(大動脈解離・心筋梗塞・尿路結石・心因など)が原因となることもありますので注意が必要です。

病歴と身体所見をキッチリとる必要があります。

内科的な病気を頭に入れつつ整形外科的な腰痛(化膿性脊椎炎や悪性腫瘍など)を意識して診療にあたる必要があります。

当院での治療法 腰痛革命

仰々しく腰痛革命などと名を打ちましたが、僕の中ではそれくらいインパクトのある治療法が一つ見つかりました。

腰痛そのものについては、原因のわからない腰痛が85%(2012年ころの腰痛診療ガイドライン)とされていました。

しかし、現在では腰痛の原因は75%で診断がつくとされています(ただし、非常に丁寧な診察をすればの話です)

腰痛の中には危険な腰痛も含まれていることから、丁寧な診察をして診断をつけないといけませんが、大半はシップやストレッチなどの対症療法で治療されているのが現状です。

腰痛の多くの患者さんでは、原因が①胸腰筋膜②脊柱起立筋・多裂筋という腰の筋肉の膜が原因であることが多い印象を受けます(その膜の位置は、下の図に示す腰のあたりにある白い箇所付近です)

この筋膜をエコーで膜の分厚い箇所を見つけて、筋膜リリースの要領で液体を注入すると改善することが多いことに気づきました。(筋膜リリースのページをご覧ください)

ぎっくり腰のような患者さんにも、この要領で注射をすると驚くほど改善することがあり、これは腰痛革命だ!と僕自身勝手に興奮しております。

この治療を行うようになり、整体に行く必要がなくなったとの声や、シップも痛み止めもいらなくなったと言っていただくようになっております。

こんな簡単に腰痛から解放される可能性があるのであれば、しつこい腰痛に一度試してみる価値は大いにあると思います。

筋膜リリースで治らないケースや、そもそも腰痛として危険な因子がある場合はMRIを撮影することが必要になりますので、診察時にご案内いたします。

 

 

 

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