スポーツ整形外科(編集中)
スポーツに関連する整形外科疾患は多くあり、病期が進んだものに関しては専門家に診てもらうことが望ましいと考えています。
病期が進んだ症例では専門家に診てもらうことで適切な治療をしてもらえますが、早期の患者さんまで専門家に診てもらうようにすると専門家がパンクしてしまいます。
ですので当院のような診療所レベルでは、早期に異常を見つけて保存的に治癒させる役割を担うことが重要だと考えています。
肘離断性骨軟骨炎
野球肘ともいわれます。肘の外側に痛みが出ます。
肘の軟骨が剥がれたり、剥がれかけたりすることが原因となります。
少年野球の段階から起きる可能性があります(小学生の有病率2.1%程度)が、10代の患者さんが多いです。
そのうちの91%程度が初期段階ですので適切な保存的加療を行うことで、今後の重症化を回避することが期待できます(94%が完全治癒)。
当院での診断は超音波とレントゲンを用いますが、メインで使用するのは超音波で行いますので、放射線被ばくは最低限にできます。
肘内側側副靭帯損傷
膝離断性軟骨炎
サッカーやバスケットボールなど、ジャンプしたりターンしたりすることが多いスポーツで起きやすい疾患です。
考え方は肘と同じですので、早期発見・適切な保存的加療を早期に行うことで完全治癒を目指します。
膝半月板損傷
膝前十字靭帯断裂