オンライン診療
COVID-19の影響でオンライン診療の認可がおりるようになりました。
当院でもその活用方法を考えたうえで、患者さんへの利便性・合理性があると判断した場合に活用の範囲を広げていきたいと考えております。
当院の展望
①電話やテレビ電話を活用して、患者さんから情報を得て処方内容を判断
②処方薬をまとめて患者さんの家へ郵送(当院に採用されている薬でまとめられる患者さんのみ)
③費用に関してはクレジットカードなどを活用してオンラインでお支払いいただく
上記に関してはまだ構想ですが、そのうちやってみたい方法ではあります。
ただし、当院では院内処方+長期処方をするので、薬剤のみを取りに来られるような患者さんは少ない
(ある程度の期間があくと採血や骨密度などの検査をする必要があるため)
⇒当院でのオンライン診療でメリットを受けられる患者さんは少なそうです。
※院外処方の医院では処方箋を院外薬局にFAXされますが、患者さんは薬局まで薬を取りにいかないといけないのであまりメリットはなさそう。(薬局から郵送されれば良いのですが)
どういう患者さんに適しているか
1.慢性疾患
例① 骨粗しょう症の治療薬を定期的に内服していて、検査の必要がない時期の患者さん
例② 慢性の痛みで痛み止めだけ処方してもらいに来ている患者さん
例③ 痛風の既往があって尿酸をコントロールする薬を内服している患者さん
例④ 症状が安定している高血圧や喘息、鼻炎などの内科的患者さん
2.心療内科の患者さん⇒基本的にはカウンセリング
どの患者さんでは困難か
初診の患者さんでは、身体を触診したり、動かしたりして症状が出るかどうかなどを診察して診断をつけたり、追加の検査が必要かどうか判断します。
再診の患者さんでも、定期的な身体所見をとる必要があったり、採血や骨密度の検査が必要な患者さんでは来院していただくことになります。